岡山県下最大の海水浴場がある渋川海岸に隣接する王子が岳は、瀬戸内海国立公園に指定されている標高235mのちょっとした小高い山です。瀬戸大橋をはじめ、備讃瀬戸の景観を一望でき、遠く四国連山も視界におさめることができます。海岸から切り立った巨石、奇石が織り成す石の造形美は、厳しさと雄大さを兼ね備えています。ここには「おじさん岩」「にこにこ岩」「ひつじ岩」など名づけられた岩の間を巡る遊歩道もあり、散策しながら珍しい形の岩に自分で名前を付けていくのもいいでしょう。頂上付近からは眺めのよさは、初日の出スポットとしても有名です。